Messages from Abroad海外駐在者たちの”活躍”
Recruiting Information
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三菱UFJフィナンシャル・グループは、海外50以上の国に約2,000拠点に及ぶ国内トップクラスの海外拠点網を展開しています。
MUITにおいても、海外プロジェクトが増え続けており、多くの社員が海外で活躍しています。
New York City
奈木野
詩織
London
成瀬太郎
Singapore
田中正隆
Shanghai
八子将大
米国・ニュージャージー州
2016年入社
法学部 国際関係法学科 卒
※所属などは取材当時のものです。
米国の市場系システムのプロジェクトマネージャーとして管理・推進を行っています。
銀行が開発しているシステムは、証券などの他業種、カナダ支店等でも利用されており、ユーザーからの要望だけでなく、各国当局からの規制も考慮してプロジェクトを推進しています。
駐在の拠点はニューヨーク・ニュージャージーですが、カリフォルニア、フロリダ、アリゾナなどアメリカ国内でも時差のある他拠点のメンバーと協力して取り組んでいます。
米国ではプロジェクトごとに各組織(開発、プロジェクトマネージャー、ユーザー等)からメンバーが集まりプロジェクトチームが編成されます。
市場系、決済系などある程度分野は決まっているものの、プロジェクトごとに携わるシステムが異なるためプロジェクトマネージャーとして様々なシステムのプロジェクトに携わることができ、業務・システム知識の幅を広げやすいというのが魅力の一つだと思います。
担当する業務内容が幅広く、米国の施策を理解し全体感をもって進めていくことを意識する中で、システム開発に留まらない知識の幅、視野を広げることができました。
日々の業務では様々な考え方やバックグラウンドを持つ関係者と協業していく中で、どのようなアプローチをすれば漏れなく進むのかを考えながらコミュニケーションを行うことを心掛けています。
ニューヨークはイタリア系、ギリシャ系、中東系など多様な民族のコミュニティがあり、各国のレストランや現地のスーパーを訪れて食文化を堪能しています。
また、ボストンやワシントンD.C.などは飛行機や電車を利用して2~3時間で訪れることができるため、週末を利用したアメリカ国内旅行も楽しんでいます。
イギリス・ロンドン
2015年入社
工学部 都市社会工学科 卒
※所属などは取材当時のものです。
三菱UFJ銀行がEMEA※域内で利用する金融犯罪防止システムの設計・開発を担当しています。近年、各国当局の金融犯罪防止に向けた金融機関への要求水準が高まっています。様々なバックグラウンドを持つメンバーと協業し、ユーザーと共に求めるシステムの追求及びシステムの構築を行っています。
※Europe,the Middle East and Africaの略。ヨーロッパ、中東およびアフリカを指します。
国籍や文化だけではなく、キャリアにおいても様々なバックグラウンドを持つメンバーがいます。日系企業だけでなく、世界各国の企業で活躍したメンバーと現地で顔を合わせ協働することで日々新しい観点や考え方に触れることができます。
異なる意見を持つことが当たり前であり、それを歓迎する雰囲気の中で共通した目標の達成に向けて英語で意見を言い合いながら仕事を進めています。時に試行錯誤する難しい局面もありますが、その分成功した時の達成感が非常に大きい点が、海外で働く醍醐味だと感じます。
欧州はジョブ型雇用が中心となりますので、周囲のメンバーは担当領域の専門家として働いています。
その為、自身が担当する領域のスキルを深める機会が数多くあります。また、若くして個人の裁量が大きく、自ら大きな仕事に挑戦することができる環境も特徴です。さらに、プロジェクトにおいて日本との橋渡しや調整・折衝をする機会も多くあり、システムエンジニアとして幅広い領域の知識やスキルが成長したと感じています。
海外赴任者として三菱UFJフィナンシャル・グループ全体への貢献を意識する中で欧州だけでなく、日本及び他地域の状況についても考慮しながら仕事を進める必要がある為、視野が広がったと感じています。
ロンドンでは各地で市場が開かれており、休日は家族でマーケットに行き、各国の料理やアンティーク品探し等を楽しんでいます。
また、テニスのウィンブルドンやサッカーのプレミアリーグ等、世界的に人気なスポーツの大会が開催されており、勤務後や休日に同僚とサッカーを観戦したり、テニスをしたりと楽しく過ごしています。
フランスやスペイン、イタリア等、欧州各国へも気軽に旅行することができる環境ですので、気分転換に旅行にもよく行きます。
シンガポール
2004年入社
理工学部 情報学科 卒
※所属などは取材当時のものです。
シンガポールと香港にサービスを提供しているキャッシュマネジメントシステムの責任者として、開発、保守に携わっています。システム障害が直接お客さまに影響を与えてしまうシステムであるため、システムの品質を上げるにはどうすべきかを考えながら、多国籍のメンバーとともに、毎日緊張感を持って仕事に取り組んでいます。
シンガポールは多民族国家なので、中華系、マレー系、インド系、日系と、多国籍のメンバーとコミュニケーションを取り、試行錯誤を繰り返しながらプロジェクトを進めています。これは難しい一方、うまくいったときの達成感は大きく、仕事の醍醐味を感じます。また日々の仕事においても、日本の拠点よりも自分で判断し実行できる範囲が広く、責任が重い一方、やりがいも大きいです。
赴任してから1年が経ち、ようやくシングリッシュ(シンガポールの英語)や周囲の環境、担当しているシステムにも慣れてきました。ユーザーが同じビルのすぐ上のフロアにいるため、距離が非常に近いという利点を活かし、今後はもっと銀行業務に入り込んで、システム開発担当からもビジネスを提案できるように知識を増やすとともに、担当しているシステム以外にも幅を広げ、新しいチャレンジをしていきたいと考えています。
シンガポールは赤道直下だけに一年中暑く、休日は娘とのプール遊びが欠かせません。他のアジア各国との距離も近いので、国内旅行の感覚で週末に有給休暇を繋げて外国旅行に行きます。また現地メンバーとバドミントンを楽しんだりもします。都市がコンパクトなシンガポールでは、ローカルフードから本格的な世界の料理まで気軽に食べ歩きができるので、食べるのが大好きなわたしにとってはこれも楽しみの一つです。
中国・上海
2011年入社
情報理工学部 情報コミュニケーション学科 卒
※所属などは取材当時のものです。
上海では現地と日本それぞれで開発しているシステムに関連するプロジェクトが数多くあります。日本関連のプロジェクトは関係者が多く、規模が大きいのが特徴です。日本人は十数名程度ですが、現地では百名程の開発者が在籍し、アプリケーション設計やシステム基盤構築を担い、開発や保守を手掛けています。中国の三菱UFJ銀行は北京や上海を含む十数店舗の本店や支店で構成され、当社は上海で仕事をしています。
一人ひとりの担当範囲が広く、大規模プロジェクトを担当することができます。マネジメントやユーザーとの距離も近いため、銀行全体を見渡し、システムや業務だけでなく、銀行ビジネスを深く理解して仕事ができることが魅力です。また現地では当局からの要請が年々レベルアップし、ルール・規制も頻繁に追加・変更されるという特徴があり、短期間で多くのシステム対応に携ることができるのも醍醐味の一つです。
プロジェクトは短期間かつ大規模なものが多くあります。中国ならではのスピード感の中で、現地の仕事のスタイルに合わせながら、開発を進めることが求められます。海外拠点と接点のあるプロジェクトは日本にいても経験できますが、やはり現地で開発するのとは大きく違うと感じます。わたしはこちらに来てから、周囲を迅速に巻き込み、意思決定をスピーディーにするための考え方や動き方を意識するようになりました。
わたしは現在家族4人で生活しています。子供は小さいですが、日本製品も豊富で、買い物に関してはそれほど困りません。休日には大型ショッピングモール、動物園、水族館などに行き楽しんでいます。また外灘(ワイタン)、フランス租界の建築物、中国庭園などを訪ね、上海らしさを味わっています。特に上海ディズニーランドはおすすめです。日本より年間パスポート代が安いため、月1ペースで訪れ満喫しています。