入社4年目の海外での
開発からはじまった
グローバルな技術者への道
黒田 直人
GCB業務第一部
2010年入社
国際経営学部 卒
2010年入社後、海外拠点で使用される決済系システムを担当。
2013年ニューヨークへ初の海外出張。現地のシステム更改プロジェクトのサブリーダーを担当。
2017年ジャカルタ拠点の新システム導入におけるプロジェクトリーダーを務める。
※所属などは取材当時のものです
入社4年目の海外での
開発からはじまった
グローバルな技術者への道
GCB業務第一部
2010年入社
国際経営学部 卒
2010年入社後、海外拠点で使用される決済系システムを担当。
2013年ニューヨークへ初の海外出張。現地のシステム更改プロジェクトのサブリーダーを担当。
2017年ジャカルタ拠点の新システム導入におけるプロジェクトリーダーを務める。
※所属などは取材当時のものです
三菱UFJフィナンシャル・グループ(以下MUFG)はG-SIFIs(※)に指定されているグローバルな金融グループです。その事業をITで支える当社もグローバルに活躍できるチャンスにあふれています。わたしも入社以来、数多くの海外拠点向けの勘定系システムの開発・運用に携わりキャリアを積み上げてきました。
入社後3年間は、国内にいながら海外拠点向けシステムのプログラミングやテストに従事し、SEとしての確かな実力を身につけました。
入社4年目でニューヨーク拠点のシステムをリニューアルする大規模プロジェクトにサブリーダーとして参画。ニューヨークに出張し、米国側の担当者とシステムのあるべき姿を議論しました。議論の場では日本の常識を越えたアイデアを示されて衝撃を受け、新たな視点で設計に取り組むことができました。さらにテスト工程では4ヵ月程ニューヨークに滞在し、現地の声を聞きながら問題を解決しました。このような経験全てが、わたしにとっては新たなチャレンジで非常に刺激的な経験になりました。
(※)G-SIFIs Global Systemically Important Financial Institutionsの略。グローバルなシステム上、重要な金融機関であり、経営危機に陥れば、世界の金融システムに大きな混乱がおよぶ恐れのある国際的な巨大金融機関を指す
ニューヨークのプロジェクト完了後は、アジア拠点への新システム導入を手掛けました。ある時はシンガポール拠点の責任者から「外国送金の勘定系システムに詳しい人材に来てほしい」というオファーを受け、現地に赴いたことも。その時、自身の担当しているシステムをユーザーが使用している場面を初めて目の当たりにし、また現場の生の声に触れることで、新たな気づきを数多く得ることができました。その経験以降、ユーザー視点を一層意識するようになり、システム開発の質も向上しました。このように自己の成長に繋がる貴重な機会が数多くあるのも当社の大きな魅力です。
現在はインドネシアへの新システム導入プロジェクトのリーダーを務めています。自らスケジュールを組み、一人でジャカルタに出張し、現地の担当者とコミュニケーションを取りながら、プロジェクトをマネジメントしています。これまでの経験を踏まえ、当社では若いうちから責任あるポジションを任され、重要な仕事を担っている実感があります。今後もさらに自らを高めたい。ゆくゆくは海外に駐在し、現地でプロジェクトの指揮を執るなど、グローバルに通用する人材を目指しています。
出社。部下の勤怠確認やメール、本日のスケジュールを確認
担当しているプロジェクトの進捗確認会を開催
所属チームメンバーが担当するプロジェクトの打ち合わせを実施
自身の作業。担当プロジェクトの設計書やテスト結果の確認
チームメンバーと社員食堂で昼食
自身の作業。新規プロジェクトに関するシステムの構想案やスケジュールを作成
海外のユーザーや他部署との打ち合わせを実施
自身の作業。一日の振り返り、翌日のスケジュールを確認
退社
帰宅
Never put off till tomorrow what you can do today(今日できることは明日に延ばすな)
学生時代、英語の勉強をしている時に知り、その後、就職し、仕事のうえでも大事にしている言葉です。仕事のとき「やりたくない、明日やろう」と思うこともありますが、先延ばしにして良いことは何もありません。すぐにできることはすぐやる、すぐにできないことはまずは計画を立てることを心がけています。
「アクティブに、アウトドアに」をモットーに活動し、スポーツ観戦やフットサルをプレイし、夏はバーベキュー、冬はスノーボードをして過ごしています。特に野球観戦に行くことが多く、仕事帰りや土日には、近くの球場へユニフォームを着て観戦に出かけます。
趣味はスノーボードです。去年はマイボード一式を購入。月に一、二回は、友人や会社の同僚と雪山に出向くようになりました。日常とかけ離れた白銀世界を滑走する爽快感は他に代え難い魅力があり、冬を待ち遠しく感じます。
「Positive Thinking」を心がけています。プロジェクトは必ずしも円滑に進むわけではありません。多くは課題・問題を抱え、関係するチームとの調整、トラブル解決が必要になるものです。そうした状況下でリーダーがネガティブな思考や発言を繰り返すと、チーム全体が暗くなり、メンバーのモチベーションは低下します。そこで、課題や問題を解決できない理由を探すのではなく、常に「どうすれば解決できるか」をメンバーとともに考えるようにしています。それにより、メンバーのモチベーションが向上し、良い成果につながると考えています。