誇りを持って公共性の高い
システムを手掛け、
若手育成にも力を注ぐ
小野 優生
AML業務第一部
2000年入社
文教育学部 卒
2000年入社後、複数のシステム、プロジェクトを担当。
2007年口座振替システムを担当。後にマネージャーとなり、プロジェクトだけでなくメンバーの育成にも従事
2017年AML業務第一部のシニアマネージャーとして、部署全体のマネジメントにも務める。
※所属などは取材当時のものです
誇りを持って公共性の高い
システムを手掛け、
若手育成にも力を注ぐ
AML業務第一部
2000年入社
文教育学部 卒
2000年入社後、複数のシステム、プロジェクトを担当。
2007年口座振替システムを担当。後にマネージャーとなり、プロジェクトだけでなくメンバーの育成にも従事
2017年AML業務第一部のシニアマネージャーとして、部署全体のマネジメントにも務める。
※所属などは取材当時のものです
ITについては全くの未経験で入社しましたが、これまで様々なシステム開発に携わることで、経験を積んできました。
わたしの成長を大きく加速させた転機は、入社8年目から口座振替システムを担当したことです。税金や公共料金の口座振替は国民の生活に直結し、万が一、システムに誤りがあると社会全体に大きな影響を及ぼしかねません。チームの先輩方はこのような重要なシステムを担うことに誇りを持ち、システム開発に留まらず銀行業務にまで踏み込み、「こうすればより業務品質が上がる」とユーザーに提案していました。そのような姿勢に触発され、仕事への意識が一段と高まりました。
口座振替システムを担当している間にわたしはマネージャーとなり、チームを率いてシステムの機能追加などを手掛けるとともに、10名程の若手メンバーの育成にも努めました。別のシステム開発に若手メンバーを引き連れて参加したことも。難度の高いプロジェクトでしたが、メンバーが意欲的に知識を吸収し、開発を進め、プロジェクトの成功に大きく貢献できました。この時、わたしのチームが他のプロジェクトでも通用することを実感、深い満足感を覚えました。
その後、口座振替システムは後進の若手リーダーに託し、現部署に異動しました。現在はシニアマネージャーとしてAML(※)システムを担当しています。これは反社会的勢力やテロリストなどの犯罪性資金の移動を排除するシステムです。海外拠点との連携も必要で、グローバルに通用する業務推進など、新たに学ぶことも多く、わたしはさらなるキャリアアップの機会と捉えています。より強力なチームを創り、メンバーとともに難度の高いプロジェクトを達成し、喜びを分かち合いたい。これからも、時代の変化や技術の進歩にしなやかに適応し、現場の第一線でプロジェクトをリードしたいと考えています。
(※)Anti-Money Laundering マネーロンダリング対策
出社後、部内戦略会議に参加。
部署全体のプロジェクト状況や課題の共有、意思決定や次のアクションを指示
部内マネジメント会議に参加。部署の運営における重要事項について協議
昼食
自身の作業。プロジェクトに関わる予算、要員・体制の検討
ユーザーとの週次定例会を開催。チーム毎に担当ユーザーと進捗や課題を確認
関連部署との打ち合わせを実施。関係するシステムを含め、並行して進行するプロジェクトの情報共有、方針を協議
ユーザーとの打ち合わせを実施。議題や参加者によっては英語で行うこともある
自身の作業。労務管理、経理・契約管理、庶務作業
退社
帰宅
日本の成り立ちや全国各地の郷土史への探究心は、我ながらマニアックだと自負しています。近年は技術や研究手法の発展のおかげで続々と新発見・新解釈が出ています。地域の民俗資料館などの文献や論文オリジナルに近い資料に読み浸るのが至福の時間です。
週末や休暇には日本各地を巡り、その土地独自の地理や歴史に根ざした文化に触れ、地元ならではの食や温泉に癒されています。長期休暇では海外を含め、「暮らすように旅する」をコンセプトに、東京での生活から離れながらも、決して特別ではないもう一つの日常を過ごし、心身脳すべてをリセットしています。
メンバーとの強い信頼関係を築き、自他ともに意欲や喜びを持ち続けられるチーム運営を心がけています。模索の日々ではありますが、一人ひとりが仲間を信じ、明るく楽しく仕事をすることで、チーム全体がより創造的になり、実り多い成果と成長を期待できます。また苦しい状況になっても粘り強く前向きな挑戦を続けられるようになり、それが目標達成の鍵になると思うからです。