三菱UFJインフォメーションテクノロジー

Interview with
engineers

技術者対談

黒田 雄一
Yuichi Kuroda
デジタルプロデュース部

尾根田 倫太郎
Rintaro Oneda
デジタルプロデュース部

Recruiting Information

※所属などは取材当時のものです。

AIやブロックチェーンなどの最新技術を究め、
金融マーケットから世の中を変える。
トップクラスのエンジニアを目指すのに絶好のフィールド

黒田 雄一Yuichi Kuroda

デジタルプロデュース部
2007年入社 情報理工学部 卒

国内最大級の銀行システム開発に挑戦したいという想いから当社を志望。入社から一貫してデジタルプロデュース部に所属。アジャイル開発の導入やビッグデータ解析などを手がけ、現在はAIの研究開発に従事。

尾根田 倫太郎Rintaro Oneda

デジタルプロデュース部
2011年入社 未来科学研究科 了

難度の高いソフトウェア開発を志向して当社へ。5年程クラウド基盤の開発に携わり、自ら手を挙げてデジタルプロデュース部へ。ブロックチェーンやサーバレス技術などを手がける。

最新技術の導入に
チャレンジできる環境。
リサーチのために
海外の学会にも積極的に参加。

- 部署の紹介をお願いします

黒田
当社には、最新技術を研究開発するセクションがあります。それが私たちの所属するデジタルプロデュース部です。当社のような社会インフラとも言える大規模な金融システムの開発や保守を手掛けている企業が、このような研究開発の専門部署を設けているのは珍しいことかもしれません。加えて当社では、経営陣が研究開発の重要性を強く認識しており、最新技術へのチャレンジを積極的に後押ししてくれます。
尾根田
これまでにビッグデータ、AIやブロックチェーン等の研究開発に取り組んできました。研究対象とする分野はいずれも技術進歩が非常に速いため海外のテックイベントに登壇したり国際学会に参加したりするなど、最先端の成果に触れる機会も重要視しています。そのような場面に立ち会うと技術者としては興奮するものです。過去には先端技術分野の学会で発表した論文が学会誌に寄稿されたこともあります。このように技術者として業界全体に影響力を発揮できるチャンスがあるのも、当社のデジタルプロデュース部特有です。

世の中に前例のない技術を、
自らの手で創り上げていく。

- 仕事の醍醐味を教えてください

黒田
我々は常に新たな技術を追求しているので、まだ世の中に前例のないケースがほとんどです。いずれも銀行業務はもちろん、ひいては経済活動そのものに大きなインパクトを与える技術になり得るものです。例えばAIを研究対象としていた際は自分たちで一から機械学習のモデルを構築し、独自のAIを創り上げました。新しい研究分野ではこのようにお手本がない中で情報収集しながら新たなシステムを構築し検証を重ねることがあります。その成果が評価されて論文寄稿などに結び付いた事もあり、それも当部の面白さといえるかもしれません。

研究開発の成果が、
日本最大級の金融機関の
組織や業務を革新し、社会を変えることに繋がる。

- MUITにおける研究開発の特色はどんなところでしょうか

尾根田
多くの分野では研究開発を進めるには、大量のデータを扱えるかどうかが重要なポイントになります。その点、銀行は数多くのお客さまデータを有しており、私たちはそれを安全かつ有効に活用できる立場にあります。研究開発するには実は絶好のフィールドです。また様々なITベンダーや研究機関とも手を組むことができるのも、当社で働く強みです。例えば社員が社外で講演する機会があり、そこで「この分野なら三菱UFJインフォメーションテクノロジーの○○が詳しい」と認められ、社外から共同研究のオファーが寄せられることも多々あります。そのような外部との連携も積極的に進めており、自社の枠を超えて多くの企業や大学と一緒に研究開発を行い、新しい知見を取り入れていけるのも技術者としてはワクワクします。
黒田
そして当社の研究開発の最大の醍醐味は、「研究」にとどまらず、現実の世界に直結していることです。技術はあくまでも手段であり、私たちが目指すのは技術面で銀行の組織と業務の革新に貢献していくことです。金融という社会インフラを担う銀行をより良く変えることは、社会そのものをより良く変えていくことに繋がる。当社ではそのような仕事に携わることができます。今後は様々な技術を組み合わせて、今までにない価値を金融の世界にもたらしていきたいと思っています。

- 当社に興味のある方へメッセージをお願いします

黒田尾根田
将来、現在研究している技術を活用したデバイスが銀行のお客さまとのインターフェイスになるかもしれません。そのような未来を描くとワクワクしますし、技術で世の中を変えたいという志あふれる方に、ぜひ仲間になっていただきたいです。

これまでに掲載された当社紹介記事、論文等を一部ご紹介します
Peakers Journal
https://journal.peakers.jp/1011252269/
SpeakerDeck
https://speakerdeck.com/muit
デジタルプラクティス 39号 特集号招待論文
https://www.ipsj.or.jp/dp/contents/publication/39/S1003-S03.html
MUIT